香港

香港は言語が複雑

cuisine136香港は広東語を話します。
北京語と広東語は同じ中国の言語ですが、北京語と広東語の違いは大きく、広東語は北京語のように舌を巻くという発音がありません。
日本人からすると同じような言葉と受け取ってしまいがちですが、実は大きく違う言葉なのです。

香港は広東語のほかに英語が公用語となります。
日常生活では広東語、しかし英語を話せる人も多いですし、通じにくくなっているとはいっても、全く通じないという事はありません。
また香港のショッピングセンターや観光地に行けば、かなり多くの方が日本語を使います。
日常会話には困らないというくらい日本語がうまい人も多いので、留学してトラブルにあった際、日本語が通じる人はいないか?と探せば、きっと見つかるでしょう。

香港へ留学する場合のメリット

公用語が広東語と英語という事もあり、広東語と英語のダブルマスターが出来るというメリットがあります。
大学の講義は通常英語で行われています。
特に香港大学においては、科目の全てにおいて英語で講義が行われているので、香港の大学に留学するという場合、英語が出来る方が有利といえます。
他の大学においても、経済系科目で8割以上が英語の講義ですし、その他の科目に関しても7割くらいが英語の講義です。

また中国語の授業が充実しているという声も高いです。
香港の学生は、英語で論議ができるというほど英語にたけています。
公用語が英語と広東語という事で、子供のころからしっかりと英語を学んできているため、いくつかの言語を話せるという学生も多いのです。

留学生に対する制限が緩い

留学生が大学に通う時、履修できる科目に制限がある事も少なくないのですが、香港の大学の場合、履修できる授業なども非常に多く、所属学部で必要な履修必須単位の半分以上を取得すれば、どの学部の授業儲ける事が出来ます。
その他の国では留学生が履修できる授業が制限されることも多いので、大学によって確認する事が必要ですが、香港はこういう所が緩いので留学する側としては選択のし甲斐があります。

これは香港の大学が英国統治時代にできた大学なので、英国のシステムが取り入れられています。
授業形態などもかなり英国と近いので、日本の大学とはちがう点が多いのでその点、しっかり把握しておくべきです。

日本の大学では期末試験で成績が決定されますが、香港大学は期末試験の成績と期末江ポート、授業中の小テスト、宿題、授業参加態度なども咳席に影響します。
日本の場合、試験で成績が決まってしまうという事がほとんどなのですが、香港の大学は日常的な成績などが大きく影響するという事を考えておかなければなりません。
日本の大学よりもずっと、勉強しなければならないので留学生としてしっかりと学問を学びに行くという気持ちをもって留学しましょう。