日本で進学

帰国子女入試とは?

YUKA862_hisyoumun15210248_TP_V日本にいて、日本の学校を卒業して日本の大学に進学しようと思っても、受験はとても大変なことです。
学校の情報を収集し見学へ行き、受験をする。
海外にいる場合は、そういったことも簡単にはできませんよね。

そこで、帰国子女の受験情報についてどうやって集めたら良いのか?
情報の収集方法について調べてみました。

まず、帰国子女入試には、4つのタイプがあります。
小学入試、中学入試、高校入試、大学入試です。

帰国子女枠の入試は、一般的な受験とは違います。
一般的な受験との違いは、時期やテストについて、合格しやすいというメリット、この3点です。

帰国子女入試の3つの特徴

まず、受験時期はいつでも行われています。
帰国子女入試は、一般受験のように冬期だけと限定されてはいません。
1年中どこかの学校で出願を受け付けている受験のため、1年中入試を受けることができます。

大半は、秋頃に受験が始まります。
一般受験とは違って、1年中出願することが可能ですから、たくさんの学校に併用志願することも可能です。

また、統一テストでの高得点者は、おおよその合否を予測することができます。
効率的に受験ができるのです。

2つ目の特徴は、受験科目。
先ほども言ったように、統一テストが中心となります。

そもそも書類審査だけで合否が決まる大学もあれば、日本に帰国してから試験を受ける学校もあります。
とはいえ、一般入試よりも受験科目が少ないという点が利点です。

帰国子女入試は、英語力を示すことができるかどうか?が問題です。
実際には、小論文や面接のみという形式だけの入試や、近年増えてきているAO入試を利用するという方法も。

AO入試は、その学校で学びたいという学習意欲や学校への適性、またその人の個性や能力などを評価する入試です。
評価の基準となるのは、学校または学部・学科が提示する「アドミッションポリシー(受け入れ方針)」に基づいた「期待する人物像」。

こうした受験方法を調べ、しっかり対策をしておけば、帰国子女入試は非常に受かりやすいといえます。
難関の国立大学でも、一般入試よりも3ランクくらい高いレベルの学校に入ることが出来るでしょう。

統一テストの結果次第で決まるので、留学中にどれだけ結果を残せるかがカギです。
日本で進学を考えている方は、留学するということだけでも意義がありますよね。

どうやって帰国子女入試情報を集める?

帰国子女入試情報を集めるには、希望する学校のホームページや、学校へ問い合わせる方法が一番早いでしょう。
パンフレットを取り寄せても良いですし、見学は簡単にはできませんが、将来を左右する学校選択ですから、見学するに越したことはありません。

インターネットで調べると情報はあふれかえるほど出てきます。
ですが、有力な情報を集めたい方はパンフレットや情報誌、参考本などを入手しておきましょう。